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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第41章 自己紹介(第三部)
「まぁまぁ・・・それぐらいでいいでしょう。山本さん御夫妻のおかげで、だいぶ場が和んだようですし・・・。」

助け舟を出した藤本さんが手元のコーヒーカップを手に取り、一口すすった。

そして、おもむろにこれからの予定を説明し始めた。

「秋生さんがおっしゃったように、本日の会場は、この自然の里コテージになります。今回は2件を借り切っていまして、これから2組に分かれます・・・。」

かおりさんを除く6人は聞き漏らしが無いよう、真剣な表情で藤本さんを見ている。

新藤夫妻、山本夫妻ともに事前に聞いてなかったのか、意外そうな顔をしている。

「2組って・・・どの夫婦がペアになるんですか・・・・?」

旦那様の新藤さんが、オズオズと質問した。

瞬間、藤本さんの目が光った気がした。

「今回は、夫婦のペアではありません・・・。」

隣りでかおりさんが表情を崩さないよう、口元を引き締めている。

「今回に限り、若槻さん御夫婦の新入歓迎会とさせていただきます。」

「歓迎会ぃ・・・?」

秋生が声を裏返して聞いた。

「そう・・・歓迎会です・・・。」

藤本さんがもったいぶるように、言葉をためる。

「若槻さん御夫婦を私達3組で、接待するのです・・・。」

【えぇっー・・・・?】

かおりさんを除く6人の声がそろった。

「せ、接待って・・・・・?」

不安そうな表情を見せる映見に代わって、僕が質問した。

「文字通り接待・・・裕太さんと映見さんを私達で喜ばせるのですよ・・・。」

隣りに座るかおりさんが、クスっと噴き出してしまった。
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