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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第55章 慟哭
「そ、そういえば・・・・。」

裕君は起き上がると、かおりさんの手を強く握った。

「ずっと・・・・そう、何日か、ずっと・・・変だった・・・。」

まるで自分に言い聞かせるように、言葉を探している。

「暗く沈んで・・・・そうか・・・ああ・・・・僕はバカだっ・・・。」

泣きそうな表情に、私の胸が締め付けられる。

「悩んでいたわ・・・映見ちゃん・・・とっても・・・・。」

かおりさんは裕君の肩に顎を乗せ、耳元で囁くようにしている。

「だから・・・旦那様・・・藤本が提案したの・・・。」

「上書きしようっ・・・て・・・・。」

「うわ・・・がき・・・?」

「そう・・・レイプを忘れるくらい・・・激しいプレイで映見ちゃんの心の傷を上書きして、消去しちゃうのよ・・・・。」

「しょう・・・きょ・・・?」

虚ろな目を泳がせる裕君に、桜さんとそらちゃんが近づいていく。

「私たちも、その話をきかされて・・・・凄く、驚きました・・・。」

桜さんが裕君の手を握る。

「本当・・・映見さん・・・かわいそう・・・。」

そらちゃんも、泣きそうな表情になっている。

「映見ちゃんも、そうすることで忘れることが、できるならって・・・。」

かおりさんが身体を起こし、裕君の頬に手を添える。

「いまごろ・・・激しく・・・・ね・・・・?」

おさな子に言い聞かせるように、言葉をつないでいく。
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