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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第11章 裏切り
私に視線を投げてくる。

涙が、溢れてきた。

女がその憎らしい表情を歪ませていく。

「ああ・・・・・んんん・・・・・んぐぅ・・・・・んんん・・・。」

貪るような音が曇った吐息と混じり合いながら聞こえてくる。

「ゆ、裕君・・・・・・。」

私の理性はズタズタに引き裂かれ、頭の中が真っ白になっていく。

(ひどい・・・・・ひどい、裕君・・・・。)

生まれて初めて、夫を憎んだ。

喧嘩はしたけどこんな気持ちになった事は今まで無かった。

裏切り。

(そう、これは裏切りよ・・・・。)

妻である私の目の前で射精するなんて。

これ程の屈辱があるだろうか。

「ああっ・・・あっあっ・・・・・ひぃぃ・・・・・・。」

女の頭を掻きむしりながら余韻に浸っている。

涙が頬を伝う。

二つ、三つ。

それは泉に投げた石のように深い悲しみを心に広げていく。

寂しさが襲う。

気が狂いそう。

(い、いやぁ・・・・・。)

声にならないものを叫んでいた。

(誰か、助けて・・・・・。)

「可哀相に・・・・・。」

何かが頬に触れた。

ゴツゴツした肌触りが包むようにして撫でる。

「ごめん・・・・・ごめんね・・・・。」

子供をあやすような言葉と共に柔らかな感触が涙を優しく拭う。

「ああ・・・・・あ・・・・・。」

霞む視界に男がいた。

「許して、下さい・・・・・。」

熱い息がかかる。

唇が、触れた。

私は抵抗もせず頬を預けていた。

暖かい。

「う・・・・ぅ・・・・。」

小さなキスを繰り返してくる。

何度も。

まるで、雨のよう。

(ああ・・・・・・。)

温もりが、私を包む。

空っぽだった心が満たされていく。

男が、いる。

男が、いてくれる。

「ああ・・・・・・はぁ・・・・あ・・・・・。」

吐息が漏れる。

私の右手はペニスを握ったまま。

脈打つ鼓動を実感していた。

「好きだ・・・・奥さん・・・・・。」

熱い囁きが頬をくすぐる。

「んっ・・・・。」

唇が奪われる。

「んっ・・・・ふぅ・・・・・・・・んっ・・・・・。」

ヌメリとした感触が入ってきた。

私の中で捜している。

絡み付いてくる。

獲物を見つける蛇のように。

「んんっ・・・・んふっ・・・・・・・んん・・・・・・あふぅ・・・・。」

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