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スワッピング入門+(続)+(3)妻が見知らぬ男に犯される時
第111章 最後のルール(第五部)
カーテンが開け放たれた大きな窓から見える、庭園の奥の林に夕陽が沈んでいく。

まだ、グラデーションにはなりきらないオレンジがかった青空に、ツバメが数羽飛び交っている。

飽きずに眺めてられそうな美しい光景だったが、隣に座る秋生はそうではなさそうだ。

バスローブからのぞく、浅黒い足を小刻みに揺らせている。

「あっー・・・もぅ、おっせぇなー・・・。」

金髪をかきむしり、声を絞り出した。

「まぁまぁ・・・女性は身支度に時間がかかるものですから・・・。」

藤本さんが、穏やかな口調で慰めている。

「でも、俺っ・・・もう、ビンビンっすよぉ・・・。」

バスローブをめくり、隆起したペニスを見せる。

「おやおや、元気ですねぇ・・・。」

口元を綻ばせて言う藤本さんだったが、股間は同じように充血していることだろう。

午前のセックスの後、さすがに僕は不安になった。

午後の部では、こんなに激しいプレイができるのだろうかと。

そんな心配も、周到な準備をした藤本さんは、あっさり解決してくれたのだ。

遅めのランチは肉中心の栄養満点のメニューで、男達もそうだが、女性陣も食欲旺盛に平らげていった。

当然の如く、「スッポンの血」もみんなで飲んだ。

軽くお酒も飲んだせいもあり、その後の昼寝で全員が熟睡できたみたいだ。

心地良い寝覚め後の入浴で、僕達の顔は血色よく精気を取り戻していた。

それどころか、これから始まる最後のスワッピングプレイに、興奮を抑えきれないでいたのだ。
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