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第119章 最後の絶頂1

「あぅっー・・・・あうっ・・・・あっあっ・・・・・あああっー・・・。」

のけ反る姿を見るのは、何度目だろうか。

そらちゃんは後ろから突き上げる僕の動きに合わせ、甲高い悲鳴をあげていた。

綺麗なまつ毛のカーブは崩れることなく、美しさを保っている。

「あああ・・・はあぁ・・・・はぁっはぁっ・・はぁっ・・・。」

男達の荒い息が重なる。

四組の男女が、十文字にクロスした配置で交わっている。

バックから貫きながらパートナーを見比べられるよう、藤本さんが提案したものだ。

「あっあっあっ・・・アキ君っ・・・アキ君っ・・・ああっー・・・。」

映見が秋生に突き上げられている泣き顔も、どの位置からでも眺めることができる。

それがどれほどの興奮を呼ぶのかは、視線を動かすだけで明白だった。

正面は桜さん、左に映見、そして右隣は、かおりさんだ。

「あっあっあっ・・・いやっいやっ・・・・そ、そんなに腰を廻さないでぇ・・・。」

両目を閉じ、快感に耐える桜さんの表情が悩ましい。

「おおぉ・・・凄い、締め付けだぁ・・・さくら・・・これが、いいんだろう・・・？」

藤本さんが腰を大きくローリングさせながら、声を絞り出している。

「あああっー・・・。」

桜さんが絶叫を上げて、のけぞると細いのどが見えた。

「いいっ・・・ああ・・・すごい・・・深いぃ・・・。」

絶頂の余韻を味わう様に、藤本さんの動きに合わせ身体を揺らせている。

あの人のテクニックには、いつも感心させられる。

桜さんの口元からヨダレが垂れ、ウットリした表情に変わっていったから。