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明日奈
第1章 セーラー服上着とスカートを履いて完成した。
すると突然その女性の眉間に小さく縦ジワが入ると、口元が微かに歪み始めた 。同時に周囲の雰囲気が変化し始める、それまで穏やかに晴れわたっている空が急に暗くなり雷鳴がとどろきはじめた それはすぐに強烈な豪雨へと変わる。まるで世界の終焉を告げるかのように……そして一際眩しく空が瞬いた直後 バリバリッ、と轟音を鳴らしながら青白い閃光が走った。それは一直線に水中に吸い込まれていったが一瞬遅れて激しい爆発が起こった。明日奈が立っている場所も大きく波打ち、そのあとに凄まじい熱量の水蒸気が湧き上がり視界を完全に遮ってしまった。
――キリト…… 君…… そこで意識が完全にブラックアウトし、明日奈は完全に闇に飲まれた
「……っ」明日奈が体を揺すりながらゆっくり瞼を開く、目の前には見知らぬ男が立っていた。男は眼鏡をかけ学者風の出で立ちをしている。どこかで見たことのあるその顔。だがすぐ記憶の奥底に押し戻されてしまう 男は明日奈が目を開けたことに少しほっとした様子を見せた後、再び話し始めた
「おはようございます。桐ヶ谷さんはお寝坊さんですね、もう朝ですよ」明日奈がゆっくりと半身を起こそうとした
「痛ッ!」途端激痛が左肩に走る
「あぁ大丈夫ですか?」男は慌てて近づいてくる
「えっと・・どちら様でしたっけ? 」その問いかけに対して相手はきょとんとするが、数秒後に笑顔に戻る。そして、こう言った
「私は直枝政樹です。よろしくお願いしますね。それじゃ朝ごはんができていますから、下におりましょうか」と そのあと直枝は明日奈をベッドの上に起き、布団を掛け直すと寝室をあとにした
――あのひとは、いったい……誰なのかな……あ、そっか昨日……そうだった――と一人呟いているうちに階段の降りてくる音が響いてきた 明日奈の家の二階には寝室、和人の部屋、客間、物置がある。今日も昨日に負けず明日奈の両親は留守にしている リビングでは和人がソファに座って本を読んでいる。明日奈が近寄っていくが気がついていないようだ。和人は真剣な表情を浮かべていてページに目を落としている、その隣に明日奈は腰掛けた
「和人君。起きたのなら一緒に下に降りない?もう8時だよ」
和人の体がピクっと反応した後本を閉じ顔を上げる
「明日奈?あーごめん気付かなかった、なんかぼおっとしててさ」和人が時計を見て驚いている
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