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天使のいたずら―ママとマキちゃんの●●な体験―
第8章 密かな想い
「だから・・・3時過ぎには帰りますからマキの事をお願いしますね。」

眉間に微かにしわがよっています。

それが何時もの美香ママの言い方でした。

一分一秒も、そばにいたくはない。

そんな嫌悪感がヒシヒシと伝わってきます。

言葉遣いは丁寧で上品なのですが、決して心を許そうとはしない。

そんな屈辱的な印象を、文雄おじさんは受けるのでした。

「はい・・・ああ、はい・・・大丈夫だよ・・・安心していってきなさい。」

取り繕った威厳が見透かされているようで、何だか情けない気持ちになりました。

(何で、こんなに・・・・。)

動揺しているのだろう。

何故、こんなに卑屈になっているのでしょうか。

心の中に憤りと、やるせなさが充満していきます。

(遂、この間までは・・・・。)

文雄おじさんは優秀な証券マンとして一流企業でバリバリ働いていました。

接待で高級クラブに何人もの女を侍らせ豪遊した事もあります。

だけどバブルが崩壊し、突然会社が倒産して人生が変わってしまいました。

何をやっても空回り。

昔の栄光が頭から離れず、会社を転々と変えていきました。

ギャンブルにも手を出し、生活が荒んでいく内に奥さんにも愛想をつかされました。

心を入れ替え、仕事に精を出そうと思った途端にリストラされて、今では職安通いの日々です。

失業手当も、そう長くは出ません。

気がついたら40歳を間近に、まともな職もない始末です。

焦る気持ちを紛らわすために、弟の家に子守に来ているのでした。

姪のマキは本当に可愛いと思っています。

(だが、それよりも・・・。)

美香ママの魅力に誘われていたのは否定できませんでした。

(俺の女房とはレベルが全然、違いすぎる・・・。)

弟が結婚した時、素直にそう思いました。

上品で美しい顔立ちと抜群のプロポーション。

眩しい程の色香に、本気で弟に嫉妬した事も何度かあります。

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