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天使のいたずら―ママとマキちゃんの●●な体験―
第12章 倒錯
「うめぇ・・・。」
ソファーの前のテーブルに並べられた皿が、次々と空になっていきます。
美香ママはあっけに取られ見つめていました。
そして不思議に思いました。
肉汁を唇に光らせながらガツガツ食べる義兄の姿に、何か獣の逞しさを感じるのです。
いつもなら、野蛮で下品な態度に辟易としている筈なのに。
「フッー・・・。」
ゴクゴクと喉を鳴らしてビールを飲み干した文雄おじさんは、改めてママを眺めました。
淡い紫のスーツが、とても良く似合っています。
シックな装いは上品さをかもし出し、清純な美しさを一層引き立たせていました。
「フン・・・・・。」
文雄おじさんはニヤリと笑いました。
(そんな気取った格好したって本性はとんでもないスケベなくせに・・・。)
舐めるようにママの身体に視線を這わせています。
(まったく・・・・。)
いい身体をしている、と思いました。
ブラウスのボタンが弾けそうに盛り上って、豊満なバストを強調しています。
その下に隠されたFカップを、口一杯頬張った感触が今でも蘇ってきます。
「フフフ・・・・。」
無精ひげの顔が醜く歪みます。
(い、いやぁ・・・・。)
ママの背筋に悪寒が走りました。
言いようのない嫌悪感が込み上げてきたのです。
(ど、どうしたっていうの・・・・?)
いつもはオドオドと目を合わせる事も出来ないのに、今日はやけに馴れ馴れしく感じます。
まるで自分の亭主であるかの如く、堂々と振舞っています。
それどころか、イヤらしい目つきでジロジロと見ているではありませんか。
(何よ、この態度・・・・・ビールの酔いが強気にさせているのかしら?)
「こっちに来ませんか?」
ビールをコップに注ぎながら、上機嫌な声を出しています。
油でヌラヌラと唇が光っています。
(な、何よ・・・図々しい・・・。)
腹が立ちながらも、昼食も取らずにマキちゃんをみてもらった事と、帰りが遅くなった後ろめたさもあって、ママはもう一皿つまみをテーブルに置くとソファーに座りました。
ソファーの前のテーブルに並べられた皿が、次々と空になっていきます。
美香ママはあっけに取られ見つめていました。
そして不思議に思いました。
肉汁を唇に光らせながらガツガツ食べる義兄の姿に、何か獣の逞しさを感じるのです。
いつもなら、野蛮で下品な態度に辟易としている筈なのに。
「フッー・・・。」
ゴクゴクと喉を鳴らしてビールを飲み干した文雄おじさんは、改めてママを眺めました。
淡い紫のスーツが、とても良く似合っています。
シックな装いは上品さをかもし出し、清純な美しさを一層引き立たせていました。
「フン・・・・・。」
文雄おじさんはニヤリと笑いました。
(そんな気取った格好したって本性はとんでもないスケベなくせに・・・。)
舐めるようにママの身体に視線を這わせています。
(まったく・・・・。)
いい身体をしている、と思いました。
ブラウスのボタンが弾けそうに盛り上って、豊満なバストを強調しています。
その下に隠されたFカップを、口一杯頬張った感触が今でも蘇ってきます。
「フフフ・・・・。」
無精ひげの顔が醜く歪みます。
(い、いやぁ・・・・。)
ママの背筋に悪寒が走りました。
言いようのない嫌悪感が込み上げてきたのです。
(ど、どうしたっていうの・・・・?)
いつもはオドオドと目を合わせる事も出来ないのに、今日はやけに馴れ馴れしく感じます。
まるで自分の亭主であるかの如く、堂々と振舞っています。
それどころか、イヤらしい目つきでジロジロと見ているではありませんか。
(何よ、この態度・・・・・ビールの酔いが強気にさせているのかしら?)
「こっちに来ませんか?」
ビールをコップに注ぎながら、上機嫌な声を出しています。
油でヌラヌラと唇が光っています。
(な、何よ・・・図々しい・・・。)
腹が立ちながらも、昼食も取らずにマキちゃんをみてもらった事と、帰りが遅くなった後ろめたさもあって、ママはもう一皿つまみをテーブルに置くとソファーに座りました。