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天使のいたずら―ママとマキちゃんの●●な体験―
第12章 倒錯
大画面のTVを正面に、L字型にソファーが配置されています。
中央に座る文雄おじさんを避けるように、端の方に座りました。
「まま、一杯・・・・。」
空のグラスをママに持たせると、ビールを注いでいきます。
「あっ・・・私は・・・・。」
断る間もなく満たされていくグラスを慌てて支えました。
「さっ・・・グッと空けて・・・・。」
自信に満ちた口調に何故か逆らえず、ママはグラスを口に運びました。
長い睫毛をそっと閉じて、ビールを流し込んでいます。
細い喉が上下に揺れ、妖しい色気を感じます。
(まあ・・・・・・おいしい・・・・・。)
清涼感が喉を通る内に、ママは奇妙な感覚に包まれていく気がしました。
何か窮屈に詰まっていたものが消えていくような、スッキリした気持ちでした。
「オオッー・・・・いいのみっぷりだ・・・。」
文雄おじさんのはやし声も、それ程イヤに感じないのが不思議です。
「もう一杯・・・・。」
「そ、そんな・・・・。」
断りながらも、何故か杯を重ねてしまいます。
何時もだったら絶対に断っている筈なのに。
(わ、わたし・・・変・・・どうしたのかしら・・・・。)
義兄とはいえ、夫がいない部屋で男と二人きりで酒を飲んでいる。
異様なシチュエーションに酔いに、急速に廻っていく気がしました。
「僕にも注いでくれないかなぁ・・・。」
「あっ・・・ご、ごめんなさい。」
差し出されたグラスに、反射的にビールを注ぎました。
美味しそうに飲み干す男の太い喉仏が、大きく上下していきます。
思わず見とれてしまいました。
ポーッと身体が熱くなって、フワフワと飛んでいきそうです。
「イヤッー・・・・・最高だ。」
顔をクシャクシャにして叫んでいます。
ママはクスリ、と笑みを零しました。
「美人に注いで貰うと、一段と美味しさが増しますよっ。」
「そんな・・・。」
恥ずかしさに頬が染まります。
マンザラ悪い気がしません。
いつの間にか、義兄の身体が直ぐ隣にきていました。
「本当ですよ・・・初めて会った時から思っていた・・・美香さんは最高だ。」
「まあ・・・・。」
見え透いたお世辞が、妙にくすぐったく感じます。
あんなに嫌悪していた、タバコ臭い息も気になりません。
中央に座る文雄おじさんを避けるように、端の方に座りました。
「まま、一杯・・・・。」
空のグラスをママに持たせると、ビールを注いでいきます。
「あっ・・・私は・・・・。」
断る間もなく満たされていくグラスを慌てて支えました。
「さっ・・・グッと空けて・・・・。」
自信に満ちた口調に何故か逆らえず、ママはグラスを口に運びました。
長い睫毛をそっと閉じて、ビールを流し込んでいます。
細い喉が上下に揺れ、妖しい色気を感じます。
(まあ・・・・・・おいしい・・・・・。)
清涼感が喉を通る内に、ママは奇妙な感覚に包まれていく気がしました。
何か窮屈に詰まっていたものが消えていくような、スッキリした気持ちでした。
「オオッー・・・・いいのみっぷりだ・・・。」
文雄おじさんのはやし声も、それ程イヤに感じないのが不思議です。
「もう一杯・・・・。」
「そ、そんな・・・・。」
断りながらも、何故か杯を重ねてしまいます。
何時もだったら絶対に断っている筈なのに。
(わ、わたし・・・変・・・どうしたのかしら・・・・。)
義兄とはいえ、夫がいない部屋で男と二人きりで酒を飲んでいる。
異様なシチュエーションに酔いに、急速に廻っていく気がしました。
「僕にも注いでくれないかなぁ・・・。」
「あっ・・・ご、ごめんなさい。」
差し出されたグラスに、反射的にビールを注ぎました。
美味しそうに飲み干す男の太い喉仏が、大きく上下していきます。
思わず見とれてしまいました。
ポーッと身体が熱くなって、フワフワと飛んでいきそうです。
「イヤッー・・・・・最高だ。」
顔をクシャクシャにして叫んでいます。
ママはクスリ、と笑みを零しました。
「美人に注いで貰うと、一段と美味しさが増しますよっ。」
「そんな・・・。」
恥ずかしさに頬が染まります。
マンザラ悪い気がしません。
いつの間にか、義兄の身体が直ぐ隣にきていました。
「本当ですよ・・・初めて会った時から思っていた・・・美香さんは最高だ。」
「まあ・・・・。」
見え透いたお世辞が、妙にくすぐったく感じます。
あんなに嫌悪していた、タバコ臭い息も気になりません。