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天使のいたずら―ママとマキちゃんの●●な体験―
第12章 倒錯
(こ、こんな・・・こんな・・・・。)

不条理な事があっていいのでしょうか。

絶望感と共に奇妙な官能がせりあがってきます。

何故でしょう。

ビールの酒くささと腐ったようなヤニの味が、不思議に美味しく感じるのです。

「んふっ・・・・んんん・・・・んふぅ・・・・・。」

抵抗する力も消え、絡める取る舌の動きを受け入れてしまうのでした。

(おおっ・・・・これは?)

確かな手ごたえを掴んだ文雄オジサンは、両手でママを抱き寄せました。

愛撫していた左手の指が愛液で光っています。

目を開けると、ウットリと目を閉じたママの長い睫毛がゆれています。

「美香・・・おおお・・・・おほぉ・・・・んんんっ・・・。」

愛しさが込み上げ、強く吸い取りました。

「んんんっ・・・・んふぅ・・・・あふぅ・・・。」

ママの柔らかい舌が入ってきます。

(おお・・・美香の・・・美香の舌だ・・・・。)

いつしかママの両手は、文雄オジサンの背中に廻っていました。

「んぐっ・・・・んぐぅ・・・んんん・・・。」

自分からも抱き寄せるようにして、愛液で溢れた腰を押し付けているではありませんか。

(わたし・・・わたし・・・・・。)

理性が崩れていきそうです。

耐えていた細い糸が切れていくのがわかります。

(も、もう・・・・・だめぇ・・・・。)

ママの長い睫毛にひとしずく涙が光ると頬を伝い、ゆっくりと落ちていきました。
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