この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
天使のいたずら―ママとマキちゃんの●●な体験―
第3章 苛立ち
ママのような美人になりたいと、毎日思っているからでした。

前にこの写真と同じ服を見つけた事があります。

(だからぁ・・・。)

こっそり服を着て、パパを驚かせてあげようと思いました。

ママには内緒で。

「フフフ・・・・。」

マキちゃんは思い出して、クスクス笑いました。

「あら、マキちゃん嬉しそうに何を笑っているの?」

ママが訪ねました。

「そうか、今日は文雄オジサンが来る日だから?」

「あっ、そうだぁ・・・・おじちゃんが、くるんだぁ・・・。」

マキちゃんは目を輝かせました。

文雄オジサンも大好きだったからです。

優しくて、よく遊んでくれるからです。

オミヤゲやお菓子も沢山持ってきてくれます。

「マキちゃんは、オジサンが本当に好きねぇ。」

「うん、だーいすきっ。」

娘の嬉しそうな顔に少しヤキモチを焼いたパパは、からかうように言いました。

「さっき、マキはパパと結婚するって言ってたじゃないか?」

「マキ、おじちゃんとも、ケッコンするのぉ。」

「おやおや・・・・。」

無邪気に答えるマキちゃんの言葉に、ママは眉をしかめました。

「おじさん」とはパパのお兄さんである文雄さんの事です。

楽しそうに会話しながらも、ママは心の中で舌打ちしていました。

ママは義兄が余り好きではありません。

むしろ軽蔑していると言ってもいい位でした。

いつもオドオドして、それでいて週に何回も訪れては図々しく食事等をしていったりするからです。

「お義兄さん・・・・まだ就職先、見つからないの?」

「あ、ああ・・・・アニキもあの年じゃなぁ・・・・。」

「そうね、今時四十近くにもなって中々、難しいでしょうけど・・・。」

「でも、いいじゃないか。マキの幼稚園も夏休みで、時々昼間、留守番しながら遊んでくれるんだろう?」

「まあ、それは助かっているんですけど・・・。」

ママはフラワーコーディネーターの資格を持っています。

結婚してからは辞めていましたが、マキちゃんが幼稚園に入園した機会に友人の店舗をアルバイトでしたところ好評を得て、少しずつ仕事を増やしていました。
/102ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ