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「調教合宿-淫乱課外授業」~さあ、レッスンを始めましょう
第3章 稲妻

(いや・・・だ・・・・。)
響子は頬を染めて俯いていた。
幸い、暖炉の炎がそれぞれの顔を赤く染めているので分らないのだろうが、少女達の視線が一身に集まっているのを感じる。
特に舞の潤んだ瞳を意識してしまう。
それ程大きくはないがバランスの取れた両目は二重になっていて、目の下を微かに腫れぼったく縁取っている。
ひかるのように凝った手入れをしていない眉ではあったが、少女らしく美しいカーブを描いている。
小さな鼻の下には何も塗ってはいないのに、ピンク色の唇が健康そうな艶を光らせていた。
派手さは無いが全校の中で最も印象に残る、愛らしい生徒だった。
(せん・・・せい・・・。)
(舞・・・ちゃん・・・・。)
目を合わせた二人の視線は、見詰め合ったまま暫く動けなくなってしまった。
妙なざわめきが、心に湧き上がってくる。
「わ、わたし・・・・。」
耐えられなくなった響子は視線を外すと無理に立ち上がった。
生乾きの上着を身に着けると階段に駆け上り叫ぶのだった。
「だ、誰かぁ・・・いませんかぁ?」
響子の声を舞はボンヤリと聞いていた。
(何だろう・・・・さっきの気持ちは・・・・。)
一瞬ではあるが、湧き上がった熱い想い。
響子の姿を見つめながら舞は考えていた。
(わたし・・・先生が・・・・。)
その時、バタンと大きな音が聞こえた。
二階の端の部屋から人が出てきたのだ。
「何かぁ?」
四十歳過ぎの男が覗き込むように見ていた。
中年のくせに髪を茶色に染めている。
どこかで見た顔だと響子は思った。
やや太り気味の身体を手摺にもたれさせ、気だるそうにしている。
「す、すいません・・・・・。」
突然現れた住人に驚いた響子は口篭もってしまった。
勝手に上がったばかりか、図々しくも暖炉のそばで休んでいたのだ。
響子は頬を染めて俯いていた。
幸い、暖炉の炎がそれぞれの顔を赤く染めているので分らないのだろうが、少女達の視線が一身に集まっているのを感じる。
特に舞の潤んだ瞳を意識してしまう。
それ程大きくはないがバランスの取れた両目は二重になっていて、目の下を微かに腫れぼったく縁取っている。
ひかるのように凝った手入れをしていない眉ではあったが、少女らしく美しいカーブを描いている。
小さな鼻の下には何も塗ってはいないのに、ピンク色の唇が健康そうな艶を光らせていた。
派手さは無いが全校の中で最も印象に残る、愛らしい生徒だった。
(せん・・・せい・・・。)
(舞・・・ちゃん・・・・。)
目を合わせた二人の視線は、見詰め合ったまま暫く動けなくなってしまった。
妙なざわめきが、心に湧き上がってくる。
「わ、わたし・・・・。」
耐えられなくなった響子は視線を外すと無理に立ち上がった。
生乾きの上着を身に着けると階段に駆け上り叫ぶのだった。
「だ、誰かぁ・・・いませんかぁ?」
響子の声を舞はボンヤリと聞いていた。
(何だろう・・・・さっきの気持ちは・・・・。)
一瞬ではあるが、湧き上がった熱い想い。
響子の姿を見つめながら舞は考えていた。
(わたし・・・先生が・・・・。)
その時、バタンと大きな音が聞こえた。
二階の端の部屋から人が出てきたのだ。
「何かぁ?」
四十歳過ぎの男が覗き込むように見ていた。
中年のくせに髪を茶色に染めている。
どこかで見た顔だと響子は思った。
やや太り気味の身体を手摺にもたれさせ、気だるそうにしている。
「す、すいません・・・・・。」
突然現れた住人に驚いた響子は口篭もってしまった。
勝手に上がったばかりか、図々しくも暖炉のそばで休んでいたのだ。

