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「調教合宿-淫乱課外授業」~さあ、レッスンを始めましょう
第6章 ショータイム
「どうしました、先生?」

「こ、こんな・・・・・。」

レンズが見つめている。

大画面のモニターに、自分の姿が映っていた。

「約束したじゃないですか、先生・・・僕らに素敵なショーを見せてくれるって。」

2台のビデオカメラが設置されている。

一台は響子に、もう一台は舞達に向けられていた。

それぞれモニターに接続されているのか、響子や舞達の怯えた顔がアップになっている。

「ああ・・・カメラですか?」

田島がワザとらしく言った。

「だって仕方がないでしょう・・・?僕らの事を、あなた方が警察に通報しない保障なんか絶対にないですからねぇ・・・。」

ソファーの前に縛り付けられている舞達の映像を、満足気に見つめている。

「自衛手段ですよ・・・何、かえって安心じゃないですか。」

立ちすくむ響子に、ゆっくりと近づいていく。

「こうしてビデオを撮るという事は必ずあなた方を解放するという事ですよ・・・・。僕は気が小さい方でね。人を殺したりしたら夜も眠れなくなる・・・・。」

自分のセリフにクスリと笑った。

「大丈夫ですよ、先生・・・・。僕らは外国に高飛びして、もう二度と日本には戻ってこれないんだ。このビデオが世の中に出る事は、絶対に無いですよ。」

響子は小刻みに身体を震わせていた。

田島の視線がおぞましい感触を伴って絡んでくる。

「さっ・・・・もういいかな?」

ゴクリと喉が鳴った。

田島の妙に明るい声が、これから始まろうとする儀式を返って不気味に感じさせたからだ。
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