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僕の叔母さんは美熟女~教えてあげるね~
第11章 クラスメート2
「その頬っぺた、いったいどうしたのよ」
真美は近くの公園でハンカチを水に濡らすと
大下の腫れた頬を冷やしてあげた。
「健一に殴られた…」
蚊が泣くような声で昇はポツリと言った。
「まあ!喧嘩しちゃったの?」
「喧嘩じゃねえよ
俺があいつをからかい過ぎたんだ」
話を聞けば大下が健一に
聡子の事を根掘り葉掘り聞き出そうとしたら
健一がプッツンと切れちゃったらしい。
「バカね~」
真美も宮下くんのことは体育の授業で少し見かけただけだけど、純情そうでおとなしいタイプに見えた。
その彼が昇に手を上げたのだから
よほどしつこく食い下がったのだろう。
「純情カップルがスタートしたばかりなんだから
とやかくちょっかいを出さないで温かく見守ってあげなきゃダメよぉ」
「純情?よく言うぜ
あいつら、この二日間でキスまで済ませやがったんだぜ」
「健一くんがそう言ったの?」
「ああ、キスだけで済むわけないだろうって
その先の話を聞こうとしたら殴られた…」
『まあ!宮下くんも聡子もやるじゃない♪
でも、本当に昇の言うようにキスだけじゃなく
その先にも進んじゃったのかもね』
羨ましい…
昇なんて下ネタが好きなわりに
奥手というか、キスしかしてくれないんだもん。
こうなりゃ私から仕掛けるしかないわね。
真美は聡子たちに触発されて
次のステップを駆け上がろうとしていた。