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僕の叔母さんは美熟女~教えてあげるね~
第12章 ロストチェリー
「健一…女の体について
全てを知ったら学業に真剣に取り組んでくれる?」
「うん、頑張るさ
僕、早く一人前の男になって
自分の幸せのためにがむしゃらになりたいんだ」
「じゃあ、今度の土日は私と旅行に出掛けましょう、あなたが童貞を捨てる卒業旅行にしてあげるわ」
えっ?今、何て言った?
童貞を捨てる旅行?
「いい?もし、土日に友達と遊ぶ約束なんかしてごらんなさい、その時は私からセックスの手ほどきを永遠に受けられないと思いなさいよ」
困った…
土曜日は聡子とハイキングに行く約束をすでにしてある。
文恵と聡子、どちらを優先する?
一瞬だけ迷ったがすぐに答えは導き出された。
「はい、友達と遊ぶ約束はしません」
文恵にそのように伝えると
自室に戻ってすぐさま聡子にLINEを送った。
「ごめん…今度の週末は家族と大事な急用ができたんだ。
だから悪いけどハイキングはキャンセルさせてもらえるかな?」
既読が付くと、すぐに返信が返ってきた。
『そっか…残念です
じゃあ、他の友達とハイキングに行くことにしますね』
他の友達と?
女友達なんだろうな?
まさか一度ぐらいデートをキャンセルしたところで
フラれる訳ないよな?
健一の心はざわついた。