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僕の叔母さんは美熟女~教えてあげるね~
第12章 ロストチェリー
健一が童貞を卒業した頃、
貸し切りの家族風呂に昇と真美が足を踏み入れていた。
ガチャン…
使用中ですと知らしめるために
昇は更衣室を施錠した。
誰もいない更衣室…
もちろん誰も入浴していない浴槽。
「家族風呂というから家庭のお風呂みたいなものかと思っていたわ」
真美が驚いたように、
家族風呂と命名されてはいるが、
れっきとした温泉で
檜の浴槽はゆうに10人は入れる広さだった。
「こんな大きい風呂を二人じめなんて
ちょっとした贅沢だよな」
一通り様子を見た昇は、
さあ、脱ごうぜと真美に脱衣を急かした。
「ちょっと向こうを向いていてよ」
一度は裸を見せあったとはいえ、
やはり面と向かって脱衣するのは恥ずかしかった。
「またブラジャーを外してやろうか?」
昇は指をムニムニと動かして茶化した。
最初は昇の能天気な行為を
デリカシーのない奴と思っていたが
今にして思うと、こうやって茶化すのは
照れ隠しなのだとわかった。
「じゃあ、お願いしようかな」
真美はそう言うとクルリと背を向けた。
「えっ?マジかよ!」
いつもやっているんだから一人で外せるんだろ?
いざ外してくれと頼むと
案の定背を向けて自分で外せと言い出した。