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僕の叔母さんは美熟女~教えてあげるね~
第14章 秘密
昼食時間、
僕は1人で黙々と学食のカレーライスを食べていた。
そこへ「ここに座ってもいいわよね」と
大下と一緒にやって来た連れの女がそう言って
僕の向かいの席に腰を下ろした。
「あ、宮下、紹介するよ
この子が俺の彼女、弓岡真美だ」
弓岡真美は「そんなのはどうでもいいのよ」と
僕をキッと睨みながら
「あんたさあ、聡子に何をしたの」と
周りの人達に聞こえないように
ヒソヒソ声で話し始めた。
「何をしたって?」
思い当たる事は多々あった。
でも、まさかスパの家族風呂で
セックス寸前までやりましたとも言えず
「別に何もしてないよ」とシラを切った。
「何もしてない?
それは本当なんでしょうね
あの子、今日、無断欠席したのよ
LINEは未読スルーだし、
電話をしてもでてくれないしさあ…」
「僕もです
全然彼女と連絡がつかなくて…」
「あんたさあ、二股かけてるでしょ?」
弓岡真美がグッと身を乗り出して
さらに声をひそめて僕に問いただした。
「二股?そんなのするわけないじゃないか!」
僕は内心ドキッとしながらもキッパリと言ってやった。
「宮下…俺と真美はこの前の週末に
○○温泉に行ったんだよ」
それまで一言も話さなかった大下が
ネタはあがってるんだぞとばかりに
横やりを入れてきた。
さながら警察で
取り調べを受けている気分になった。