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僕の叔母さんは美熟女~教えてあげるね~
第16章 終わりよければすべてよし
「叔母さん、家にいるかなあ…
けっこう、あの人も忙しい人だから」
「留守ならそれでもいいわ
私、あなたの部屋を見てみたいの」
聡子はどうしても僕の下宿先である叔母さんの家に行きたそうにしていた。
結局、僕は断る上手い口実も探せず
聡子を叔母さんと僕の愛の巣とも言うべきマンションに連れていくことになった。
文恵が留守であることを祈りながら
僕は部屋の鍵を開けた。
「ただいま…」
どうか叔母さんが留守でありますように…
そんな思いを込めて叔母さんの部屋に向かって声をかけた。
「おかえりぃ~、早かったのね」
僕の願いも虚しくドアの向こうから文恵の声がした。
『修羅場だ…修羅場になっちゃう!』
僕は心臓がドキドキし始めた。
「どうしたの?」
ドアが開いて露出度の高い部屋着の文恵が現れた。
「あら?どちら様?」
文恵は僕の背後に立つ聡子に気づいた。
「え、えっと…
紹介します…同じ高校で仲良くしていただいている横山聡子さんです」
ええい、もう、どうにでもなれと
僕は聡子を紹介した。
「横山聡子です
宮下健一さんとお付き合いさせていただいております」
なにも知らずに聡子は「付き合っている」という言葉を強調してペコリとお辞儀をした。