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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第6章 合成写真
『お前は淫乱なマゾだ。』

(そうなの、あんっ・・・私は・・・私はぁ・・・。)

涼子は今、自分の淫靡な欲望をハッキリと自覚してしまった。

そして、心から叫ぶのであった。

「あんっ、あああんっー。いくっ・・・いくう、い、い、いくっー・・・・。」

これが、そうなのか。

信じられない官能が襲う。

この感覚を失いたくなかった。

もっと、いじめよう。

自分をイタブルのだ。

『お前は淫乱なマゾだ。』

「ああっー・・・・あっ、あっあっあっあっ・・・。」

このフレーズが特に効果がある事を知った。

『お前は淫乱なマゾだ。』

「いくっ、いくう・・・・ああ、あああんっ・・・・。」

身体中から洪水のように、快感を伴った欲望が溢れ出してくる。

両足を突っ張り、全てを受け入れ涼子は叫ぶのであった。

『お前は淫乱なマゾだ。』

「あああ、うううっー・・・ああっー・・・。」

自分を陵辱する二匹の白い蛇に身をゆだねながら、涼子は初めて昇っていった。

そう、初めて「いく」を自覚したのだ。

涼子の目蓋が光っている。

長い睫毛のカーブが涙で濡れている。

かすんでいた視界が徐々に晴れてきた。

床に落ちた液晶画面には、淫靡な写真とともに一行の文字が浮かんでいた。

『お前は淫乱なマゾだ。』

果てしなく続く強烈な余韻に荒い息で耐えながら、涼子は虚ろな瞳でその文字を辿るのであった。

(第一部)完
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