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凌辱のストーリー~雌犬に堕ちていく「涼子様」
第8章 恐喝
「結構です。どうせデジタルだからデータがあるんでしょうけど、ちゃんと消去しておいて下さいね。尤も・・・・、今度、な写真を送ってきたら、本当に警察に訴えますからね。」
山岡が返事も出来ない程怒りで睨みつけてくるので、涼子は理恵の腕を取ると早々に退散する事にした。
これ以上、相手を刺激すると逆上されかねないからだ。
部屋を出て事務所を出るまで、鈍い打撃音と田代の情けない悲鳴が聞こえていた。
涼子と理恵は笑いを堪えながら車に乗り込むと、急いで走らせるのであった。
啓造の事務所が小さくなるまで遠ざかると、ようやく二人は目を合わせた。
自然と、笑みが浮かんでくる。
「有難う・・涼子様ぁ・・・。」
しかし、理恵の表情が見る見る内に崩れたかと思うと、粒の涙を零しながら理恵の肩で泣きじゃくり始めた。
バックミラーに写る理恵をチラッと見た涼子は、更ながら襲う恐怖に血の気が引いていく思いがした。
結果は信じられない程うまくいったのだが、一歩間違えれば大変な事態になっていたかもしれないのである。
あの妖怪のような男の脅迫は続いた筈だ。
心の底から安堵感が込上げてくる。
涼子は大きく息を吐いた。
そしてそっと顔を斜めにして、理恵の良い香りのする髪の感触を楽しむのであった。
山岡が返事も出来ない程怒りで睨みつけてくるので、涼子は理恵の腕を取ると早々に退散する事にした。
これ以上、相手を刺激すると逆上されかねないからだ。
部屋を出て事務所を出るまで、鈍い打撃音と田代の情けない悲鳴が聞こえていた。
涼子と理恵は笑いを堪えながら車に乗り込むと、急いで走らせるのであった。
啓造の事務所が小さくなるまで遠ざかると、ようやく二人は目を合わせた。
自然と、笑みが浮かんでくる。
「有難う・・涼子様ぁ・・・。」
しかし、理恵の表情が見る見る内に崩れたかと思うと、粒の涙を零しながら理恵の肩で泣きじゃくり始めた。
バックミラーに写る理恵をチラッと見た涼子は、更ながら襲う恐怖に血の気が引いていく思いがした。
結果は信じられない程うまくいったのだが、一歩間違えれば大変な事態になっていたかもしれないのである。
あの妖怪のような男の脅迫は続いた筈だ。
心の底から安堵感が込上げてくる。
涼子は大きく息を吐いた。
そしてそっと顔を斜めにして、理恵の良い香りのする髪の感触を楽しむのであった。