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朝の日課
第2章 北口改札公衆トイレ
トイレは個室が洋式のものが三つ並んでいる。

公園口のトイレなので、清掃もしっかりしている。

汚いと悪評が立つからだ。

わたしはいつものように一番奥の個室に向かう。

ここは人がほとんど来ない。

まして、今は通勤時間なので尚更だ。


わたしは個室に入り、ドアを閉め、スライド錠を掛ける。

錠を掛けた姿勢のまま、わたしはドアに額を当て、大きく息をはく。


……まだ淫溝と淫豆が疼いている。

……まだ欲しがっている。



……彼の指だけじゃ、満足できないの?

わたしは自分の牝に問いかける。



わたしの牝が嘲笑う。

……何を白々しい事を言うの?

……満足できないから、何時もここへ来るくせに。

……これから、ここであなたは何をするの?

……ぐしょぐしょのパンティをどうするの?

……疼いて疼いて鎮まらない、あなたの淫臭を放つ溝と豆とをどうするの?

……いつもの日課でしょ?



わたしはスカートのまま便座に腰かける。

わたしは持っているハンドバッグを腿に乗せ、留め口を開ける。


次の日課を始める。
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