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朝の日課
第2章 北口改札公衆トイレ
ハンドバッグから手の平に乗る程の小さな黒いビニール袋を取り出す。

更に20センチほどの縦長の赤い布ケースも取り出す。

それが終わると、わたしはハンドバッグをドアのフックに掛けた。

わたしは立ち上がり、背後にある水槽タンクに向き直る。

取り出した二つのものをタンクの蓋の上に置く。


わたしはスカートの背側にあるホックをはずしジッパーを下げる。

落ちてくるスカートつかみながら屈み、両脚を順に抜くと、立ち上がる。

スカートをフックに掛けたハンドバッグに乗せる。

下半身がパンティ一枚になっている。


彼のために少し股の緩めのピンク色のパンティ……

いやらしい行為に浸った、いやらしいパンティ……

そして、いやらしい行為を悦んでいたわたし……


わたしは股を開き、そっとクロッチに触れる。

べったりとした感触がある。


クロッチを押し上げる。

ひんやりとした淫液が淫溝に当たる。


「……あっ……」


わたしは小さく声を漏らした。

電車の中では他人がいるから抑えていた。

いや、声を抑える事も、わたしには悦びだった。

甘い疼きが淫溝や淫豆を掻き回していた。


わたしはパンティの左右の腰の部分に親指を入れてつかみ、パンティを下ろし始める。
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