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艶めくときは
第3章 移ろう時に揺れる瞳
弾むように走り回る君
虹の橋をリズミカルに
行ったり来たり…

そんな姿が見えたような気がした

君は春の華のよう散った

少しずつ少しずつ私たちから離れて行く準備をしていたね

繋がりを切らさず
抱き締め続けていたかった

君は
君はあまりに美しく 
あまりに健気だった

春の華びらに包まれ
もう二度触れることのできない
存在となった

早春に生を受け
陽春に散った
君は春の淑女だったんだね

募る想い
ふっと話しかけてみた

寂しくないよね
君の大好きな人が
今は傍にいるから

抱き締めて貰っているんだね
その人は私の手から離れて
逝ってしまったけれど

君といるんだから安心だ

ふたりで見てる?

私たちはまだここで踏ん張るから
ちゃんと見ててよ


私たちの大好きな人を
よろしく頼んだよ

君…三年

大好きな人…二年

心の思い出を振り返るたび
あなたたちの穏やかな笑顔が
溢れ出す

何度振り返ったら
私は笑えるのだろ

何度振り返ったら
私は手を振ることが
出来るのだろうか



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