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女たちは生きる
第7章 九 知花
ふたりはベッドにいる
カクテルは甘い熱を知花に纏わせ潤む瞳は男を煽るには充分すぎていた

「シャワー浴びたい~いい~?」
「ダメ~そのままの君が欲しい」
「いや~汗臭いんだもの…
それに綺麗にしたいの~」
「シャワーは後で一緒にね」
純は優しく頰を撫で
その延長でそっと唇を寄せてきた
「ンン~ウッ~ンン」
気がつくと舌を絡め捕られ
歯列をなぞられ 上顎を舐められ

鳥肌がたった

濃密なキス

知花はここまでの感覚を知らなかった
思わず知花自身から体を擦りよせ
キスを貪った

「可愛い~知花さん 
僕のキスは気持ちいい~?」
頷く知花を抱き締め
ブラウスのボタンを丁寧に外し
露わになった鎖骨を
優しく舐めまわした
知花の息が少し乱れ始めているのを
確認しながら
「ブラウスを脱がすね」
耳元に息を吹きかけるように囁く
純の首に巻き付けている腕が外され
ブラウスは脱がされ
それほど大きくは無いが形の良い乳房が薄ピンクのブラジャーに隠れていた

知花はそっと寝かされ
深い口づけは互いの涎が交りじあい

ぴちゃぴちゃと
いやらし音をたてながら吸い合う

純はスカートたくし上げ
お腹から下へと撫で回しながら知花の
体を横たえると 
あっと言う間にスカートを
脱がしてしまった
知花はこの感じが好きだ

ああ~好き
晒される快感

純の首に再び腕を絡ませ
キスを強請る

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