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女たちは生きる
第10章 爽
私、山内爽は今年二十七才になったイベント会社のOL。
半年前に二十一才の大学生矢島健人と付き合い始めた。
遊びなんかじゃない。
好きになってしまった。
どうしようも無く好きなの。
浮かれている!
気持ち良いくらいに
**************
10ヶ月前に遡る。
アルバイトで来ている矢島健人に恋愛相談に乗って欲しいと突然言われた。
矢島は一年ぐら前からバイトに来ている大学生だ。
仕事が出来て人懐っこい性格となれば誰からも好かれる……
そして外見はなかなかのイケメン!
もう~社内のお姉さん達が黙っているわけ無い。
って!私もそのひとりの訳だが。
然し、矢島は私と同期の夏川絵美に惹かれていた。
何かとちょっかいを出しているが
全く相手にされず焦れていたので、その時はごく一般的なアドバイスをして、若いんだからおばさん相手に悩むなと言ったら、私達の年齢はまだおばさんでは無いと、逆に説教為れてしまった。
私はそんな矢島の姿に、
切ない想いをまた募らせてしまうのだ。
***************
今日もあなたの姿を追っている。
でも、あなたの瞳は違う誰かに釘付け。
ムクムクと起きてくるしょうもないヤキモチが嫌い。
だから、せめて揶揄うぐらい
なんだって言うの?
少し捻くれた私の恋心。
**************
半年前に二十一才の大学生矢島健人と付き合い始めた。
遊びなんかじゃない。
好きになってしまった。
どうしようも無く好きなの。
浮かれている!
気持ち良いくらいに
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10ヶ月前に遡る。
アルバイトで来ている矢島健人に恋愛相談に乗って欲しいと突然言われた。
矢島は一年ぐら前からバイトに来ている大学生だ。
仕事が出来て人懐っこい性格となれば誰からも好かれる……
そして外見はなかなかのイケメン!
もう~社内のお姉さん達が黙っているわけ無い。
って!私もそのひとりの訳だが。
然し、矢島は私と同期の夏川絵美に惹かれていた。
何かとちょっかいを出しているが
全く相手にされず焦れていたので、その時はごく一般的なアドバイスをして、若いんだからおばさん相手に悩むなと言ったら、私達の年齢はまだおばさんでは無いと、逆に説教為れてしまった。
私はそんな矢島の姿に、
切ない想いをまた募らせてしまうのだ。
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今日もあなたの姿を追っている。
でも、あなたの瞳は違う誰かに釘付け。
ムクムクと起きてくるしょうもないヤキモチが嫌い。
だから、せめて揶揄うぐらい
なんだって言うの?
少し捻くれた私の恋心。
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