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女たちは生きる
第10章 爽
 私は午後打合せが急に入り資料を準備するため資料庫へ行くと、資料整理を為ていた矢島がいた。
 矢島は、必要な資料を私から聞くとサッサと揃えてくれた。
「悪いね。そっちも大変なのに。」
矢島は笑いながら、
「いえいえ、爽先輩の為ですからねっ。」
「有難う~可愛いバイト君だこと。そうだ今日食事行く?」
 矢島は少し考えてから、
「ちょっと待って貰って良いですか。」
そう言うと矢島はスマホ出し何やら確認している。
「えっと、後輩から誘いがあったから、良かった!明後日だったので。じゃあ定時に上がったらロビーで待ってます。」
「OKじゃぁ後でね」
私は兎に角絵美の用件を済またかった。
諦めさせるなら早い方が傷は浅くて済む。
嫌な役回りに少し苛立っている私。仕方ないよね!好きだから。
 矢島からロビーにいるとラインかた。
私は、打ち合わせが長引いている事をラインで知らせた。
六時過ぎにやっと打ち合せが終わり、
急いでロビーにおり走り寄る
「ごめんね~打ち合わせ終わらなくてさ!」
「お疲れさまです!転ばないで下さいよ!」
どうしよう、なんだか心臓が煩い。
平常心だぞ!頑張れ!私!
「さてと何食べる?」
「美味しワイン飲みたいです。
でも、高くない奴で」
「そんなお店ある?」
矢島はスマホの画面を見せてきた。
「ググッてみたらありますよ、結構お洒落なお店で」
「そのお店何処?」
お~場所は飯田橋ね帰り道だ。
「途中下車する事になるよ?良いなら電話してみるけど」
頷く矢島を確認し電話を入れると、当日OKだったので、席だけの予約を入れて飯田橋に向かった。

「新富町から有楽町線で約13分飯田橋駅から五分か 三十分見れば余裕ですね 楽しみすっ」
矢島が嬉しそうに話す。
もう~こっちまで楽しくなる。
ハァこれからの事を考えると気が重くなるよ~嫌だなぁ本当馬鹿みたい
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