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第2章 　洋子

夜中目を覚ますと
留美香に抱かれていた
｢洋子可愛かった　どうだった？｣

今聞くか～恥ずかしい～

正直気持ち良かった！
初めてだからこその快感も
あったのかも　
それを差し引くとしても
女性同士のセックスは
経験為て良かった！

留美香が上手いのかなぁ
セックスは性格でるから……

｢留美香は私としてどうよ？｣
｢良かったよ　
もっと為たくなったもの｣

留美香は洋子を抱き込みながら
｢ねぇ暫くこの関係続けてみようか？｣

お互い傷心の独り身だし
やっぱり心も体も寂しくなる時はある

｢そうだね　構わないけど
私結婚絶対するから　子供欲しいし｣

｢別に恋人になろうなんて言ってないよ　お互い寂しいと変なのにすぐに引っかかるから　それ防止｣

｢今度は好きな人が出来たらお互い紹介しよう！｣
｢でもさ　片方だけに出来たら
この関係はどうなる？｣

｢その時はその時だよ｣

確かに暫くは続いたけど
いつの間にか悪友にもどったね

いやいやそれ以上だなぁ
家族みたいな感じ
すべて知っているから
もはや隠し事はしなくていい
何でも晒していいと想える相手

お互いこいつとは何があっても
関係は変わらないって感じている

あの時期があったからそう想える

何処かで交わりまた離れていく
そこにはふたりだけが知る
想いがあり繋がりがある

留美香は同性婚

洋子は異性婚　男の子一人

｢洋子……旦那が駄目になったら
いつでも抱けますよ！｣

｢はいはい～今は間に合ってます！｣

終