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女たちは生きる
第3章 三 美香
美香は処女と言うお化けを
何とかしたかった
25才にもなって処女だなんて
周りから気持ち悪がられる
と思っていたし
友達からチラホラ聞こえてくる
脱処女のロマンチックな話し
この子もあの子もやったんだわ
やらなくては…私だって!と
美香は変に焦り出していた
今考えれば焦るなんざ
なんてお馬鹿でしょと言って
あげたいけど
当時はそんな感じの子だったから
然し誰でもいい訳無いし
人知れず悩んでいた頃
久しぶりに実家に帰って来た美香は
夏の夕暮れ清か風に誘われて
近所の商店街に買い物に出掛けた
懐かしい!お菓子屋 パン屋
文房具屋
そう言えばお菓子屋でサイコロキャラメルとか大玉の飴かったなあ
パン屋では肉饅 餡饅
サンドイッチ用に八枚切り二斤をカットしてもらったなあとかね
どうでもいい話だが
そんなこと思い出していたら
パン屋から白衣と黒のエプロンをつけた男性が出て来た 多分30才ぐらい
ガタイは良い感じ
なんか好みかも
目が合った
あっちから会釈してきた!
笑顔キュート
美香も笑顔で会釈を返した
何とかしたかった
25才にもなって処女だなんて
周りから気持ち悪がられる
と思っていたし
友達からチラホラ聞こえてくる
脱処女のロマンチックな話し
この子もあの子もやったんだわ
やらなくては…私だって!と
美香は変に焦り出していた
今考えれば焦るなんざ
なんてお馬鹿でしょと言って
あげたいけど
当時はそんな感じの子だったから
然し誰でもいい訳無いし
人知れず悩んでいた頃
久しぶりに実家に帰って来た美香は
夏の夕暮れ清か風に誘われて
近所の商店街に買い物に出掛けた
懐かしい!お菓子屋 パン屋
文房具屋
そう言えばお菓子屋でサイコロキャラメルとか大玉の飴かったなあ
パン屋では肉饅 餡饅
サンドイッチ用に八枚切り二斤をカットしてもらったなあとかね
どうでもいい話だが
そんなこと思い出していたら
パン屋から白衣と黒のエプロンをつけた男性が出て来た 多分30才ぐらい
ガタイは良い感じ
なんか好みかも
目が合った
あっちから会釈してきた!
笑顔キュート
美香も笑顔で会釈を返した