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憧れの先生に溺愛される日常
第1章 ご褒美
「気にし過ぎよ。相手は大人なんだから、そこのところも気をつけてくれるわよ。ねえ、綾香。」

「ははは……」

実はもう手を付けられていて、妊娠されるような事しましたなんて、言えない。

「とにかく、私先生の事が好きなの。心配するのは当たり前だけど、しばらく見守っていて欲しい。」

私は私の意見を言った。

「見守るね。一番難しい言葉だな。なっ、お母さん。」

「そうですね。でも綾香だってもうそんな歳ですからね。」

お母さん、何故だか私の味方になってくれる。


私は水を汲みに、キッチンへ行った。

「お母さん、有難う。」

「ううん。お母さんはいつも綾香の味方よ。」

お母さんはそう言って、ウィンクをした。

「思い出すわ。お母さんもね、高校生の時に先生に恋をしていた事があるの。」
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