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淫らな館~メイドはお坊ちゃまに溺愛される~
第2章 坊ちゃまの幼馴染
そして気づいてしまった。

坊ちゃまの熱い視線に。

「坊ちゃま……」

「結衣、好きだ。」

ドキンと心臓がなる。

「何を仰って……」

「初めて見た時から、好きだった。」

真剣な眼差し。

本気の告白だ。


「坊ちゃま。私はメイドです。」

「だからどうした?」

「坊ちゃまと恋人同士にはなれません。」

坊ちゃまは起き上がると、私の手を引いて、片手で抱き寄せた。

「そんな事、俺は気にしていない。」

「坊ちゃま。」

「俺の専属になってくれ。俺だけの為に生きてくれ。」

ドキドキが止まらない。


「結衣。」

そして私はあっさりと、坊ちゃまに押し倒されてしまった。

「坊ちゃま!いけません!」

これじゃあ、襲われてしまう。

「坊ちゃま!」
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