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孫娘みーちゃんとの日々
第22章 みーちゃんの旅立そしてお別れ
何事もなかったように、「で、どーじゃったんだ留学の件」と話題を変えたじじ。
「まだ、一年あるけど現地の高校の入学が決まらないとだめなのよ」
「そらそうじゃろーて。何事も手続きが大事じゃからな」
「みーちゃんの語学力ならもう問題ないと思うよ。随分と達者になったもの」
「美鈴さんのおかげです。ありがとう」
「もう、わたしと同レベルで教えられないので専門スクールに這入って良かったわね」と自分の教えた生徒が留学レベルに達したのが嬉しい美鈴であった。
昨年の暮れで美鈴の授業は卒業となって、英語専門スクールに今年から通っているみーちゃんであった。月謝が倍になったとママさんがこぼすことにはなったが。
暫しのお別れと手を取り合ってみーちゃんと惜しんでから美鈴は帰っていった。
「じじも充分にお別れしたようじゃなー、美人の美鈴さんと」と言ってじじの股座を掴んで、
「もう残ってないか。ふにゃふにゃで役立たずになっとる、なっとる」と手を叩いてじじを揶揄った、みーちゃん。頭を掻くしかないじじであった。
「まだ、一年あるけど現地の高校の入学が決まらないとだめなのよ」
「そらそうじゃろーて。何事も手続きが大事じゃからな」
「みーちゃんの語学力ならもう問題ないと思うよ。随分と達者になったもの」
「美鈴さんのおかげです。ありがとう」
「もう、わたしと同レベルで教えられないので専門スクールに這入って良かったわね」と自分の教えた生徒が留学レベルに達したのが嬉しい美鈴であった。
昨年の暮れで美鈴の授業は卒業となって、英語専門スクールに今年から通っているみーちゃんであった。月謝が倍になったとママさんがこぼすことにはなったが。
暫しのお別れと手を取り合ってみーちゃんと惜しんでから美鈴は帰っていった。
「じじも充分にお別れしたようじゃなー、美人の美鈴さんと」と言ってじじの股座を掴んで、
「もう残ってないか。ふにゃふにゃで役立たずになっとる、なっとる」と手を叩いてじじを揶揄った、みーちゃん。頭を掻くしかないじじであった。