パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 みーちゃんの恋は何色

　香蓮ねーさんの彼氏は動物でいうとキリンさんのように背か高かった。馬さんとキリンさん。
　美鈴さんは例の彼氏を従えていて、相変わらず仲良しであった。牛さんとあらいぐま。
　その他は、色々な組み合わせになっていたが、灰色熊のグリズリィが彼女なしで一人余っていたのであった。グリズリィは心優しいラクビー選手であったが見かけがごつくて宜しくなく、なかなか彼女さんは定着しないのであった。それなら出来立ての中学生の女の子でも好いかもとなってみーちゃんが密かにご指名となった。そんなことはちっとも知らないみーちゃんは借りてきた猫宜しくちょこんと座っていた。そこへグリズリィが遠巻きにやってきてちょっかいを出す。みーちゃんは狙われたうさぎさんのようであった。皆がグリズリィを嗾けるが何を言っているか全く理解できなく困って微笑むだけであった。見かねて美鈴さんがみーちゃんに違反覚悟で日本語解説した。ようはお付き合いをお願いします。
「デートをしてください」“ask Mi -chan out”