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ムッツリ最高
第13章 旅1 行きのパーキングで
いいの・・・ここに、繋がった心と身体があるから・・・
そう言った私を彼が抱きしめる。強く抱きしめられて息もできないほどだった。
彼に妻がいると分かった時、私の心は波立った。
でもそれは、大切に思う人が、絶対的にそんな人がいるかもしれないことに怯えただけ。
私は結婚という制度に憧れはもうなかった。ただ、この、イヤらしい、ムッツリな私を受け止めて、全てを抱きしめて貫いてくれる彼がいればいい。
妻の軛から逃れられない彼を一層愛おしく想う。
その事を告げると、彼は、あの、スローダンスを踊るような挿入を、手と手を絡めてつなぎながら肉棒と子宮口を擦り付け合う挿入をして、とめどない快感を私にくれた。
一緒に、高みに登りながら、彼は泣いていた。
それ以上、何がいるというのだろう?
彼を思いながら、ただ、携帯でやり取りする三週間。
でも、それがこの旅への前戯・・・。