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ムッツリ最高
第15章 旅3 長い前戯
部屋に付いた露天風呂は、寝室側の窓の外にあった。
丸い大理石の湯船にお湯が掛け流しに流れている。
イキ果てて、気だるそうな彼が、私の頬にキスをしながら、湯船で流してくるから、待ってて、と言って、私をカウチソファに座らせて、立ち上がった。
私は、さっきまでの興奮が身体中に熱のように残っていて、ぐったりと、椅子に座り込む。
でも、心の中では、ムッツリな私の思考がぐるぐるしている。
(一緒に、湯船の中で、イチャイチャ、しないの・・・?)
(一緒に入らないの・・・?)
(私の膣穴、愛液と、精液で、ぐちゃぐちゃなの・・・)
そんな私の顔を、微笑むように見て、彼が言う。
そして、僕が、湯船に浸かったのが見えたら、入っておいで?
私も嬉しくて頷く。
彼がゆっくりと畳の上を歩く音がして、露天風呂の入り口の引き戸を開ける音がする。
カウチソファは、露天風呂に背を向けるように配置されているので、彼が今、どうしているのか、直接は見えない。
シャワーを流すような音が遠く聞こえて、彼が体を洗っているのだとわかる。
(私が、洗ってあげたかったな・・・)
(でも、そしたら、彼の乳首や、陰茎を、また、いやらしく触っちゃう・・・)
あんなにいやらしいことをさっきまでしていたのに、私の頭の中は、やっぱりいやらしい妄想が止まらない。
何より、彼を抱いて嬉しいと思いながら、さっきは、私が果てまで達していないことが、私の子宮をまだ蠢かしているのだ。
あんなに、幸せでも、まだ、欲しがってる・・・なんて、いやらしくて、なんで貪欲な、私の子宮・・・