この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ムッツリ最高
第15章 旅3 長い前戯
彼の舌は、そのまま私の口蓋を舐め、歯茎を舐め、歯を舐め回す。
私は腰をウネウネと動かしながら、自分の舌もレロレロと彼に差し出す。
(あぁん、、、このキス・・・たまらない・・
あんっ・・・キスだけで・・・いっちゃいそう・・・)
私がたまらずに、一層グッと彼に身体を寄せかけた時、彼が唇を離し、囁くように言った。
さあ、鈴音、あの、水着を着てみせて
私はまだ荒い息をしながら、ぼんやりと頷いた。
水着・・・。
ここは、リゾートホテルも併設しているので、旅館側からも、ホテルの屋上のインフィニティスパが利用できる。
そこは、水着着用で、混浴できるのだ。
ここに来ると決まった時に、彼から水着を用意するように言われた。
いやらしい水着を着て欲しい
彼に言われ、私はネットでいろいろ探して、黒の、背中の空いたチューブトップの水着を見つけた。
そんな水着を、こんなでっぷりとした中年の女が着てもいいのかしら・・・。
不安に思い、彼にその写真を送ってみせた。
こんな水着、私、着てもいいかな?
それに、彼は短くこたえたのだった。
それにしなさい
私は購入ボタンを押し、今日、それを持ってきている。
彼はビールを飲みながら、クローゼットから水着を出す私を見ている。
洗面台の方に着替えに行こうとすると、彼が止める。
ここで、着て
一瞬、躊躇うけれど、彼には従ってしまう。きっと、これも、快感に続く前戯・・・。
私は、寝室の彼から見える畳の上でバスタオルを外し、小さく畳まれた黒い布を開き、足から履いていく。