この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ムッツリ最高
第4章 この先へ
 私は、異常に性欲が強い少女だった。
 毎晩、オナニーを繰り返し、頭の中で妄想を繰り返していた。
 でも、一方で、その意識が強すぎて、男子とはまともに向き合えず、彼氏ができないまま、思春期を過ごした。
 20歳で、初めて、男性と付き合うことになって、初めて本当にSEXをした時、がっかりした思いしかなかった。

自分でする方が、気持ちいいんじゃないかな??

 それでも、大学時代の特権のように、義務感のように、その当時の彼氏の部屋で、毎日のようにSEXをしていた。
 でも、何かが違う、という思いでいた時、同じゼミの後輩から告白され、がむしゃらに抱きつかれて、私はそのまま流されるように彼と肌を重ね、その時に初めて、騎乗位で腰を動かすと、気持ちいいことを知った。

 年下の彼が、同じ教室に入るだけで、私を飢えたような目で見つめ、ゼミの教室に二人きりになると、猛るように胸を揉みしだきながらキスをしてくるのも好きだった。
 彼をもっともっと私の身体に執着させたくて、私はわざとピッタリしたシャツを着て、彼の前では胸を突き出すようなポーズをよくとったものだ。

 でも、そんな交際相手や後輩の体を毎日のように受け入れても、私の性欲は満足していなかった。若い男たちは、私が深いエクスタシーに達する前に、行き果ててしまうことが多かった。もっと、もっと、と、私の体は求めていても、彼らは自分さえ満足したら、勢いを無くしてしまうのだ。

 結局、心の満足も得られず、私の性欲も満たされることもなく、その頃から、私は、いろんな人と肌を重ねることが増えていった。

 就職してから、彼氏、と呼べる人も、三人ほどいたけれど、私は結局、性欲を満足させられず、ある時気付いたのだ。

 結局、この、私が「性欲」だと思っている気持ちは、愛の形として、欲しいものなのだ。
 常に、私に妄想を持って欲しい。私にいやらしい気持ちを持ち続けて、私を見つめていて欲しい。
 とてつもない承認欲求、とてつもない愛されたがり、とてつもない欲張りな私。
 こんな私を満足させてくれる人なんて、どこにいるだろう・・・。
/152ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ