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ムッツリ最高
第8章 絆
離れられるはずもない。こんなに、理想とする人に会ってしまったのに。でも、心には、どこかしらぽっかりと、穴が空いたような、氷を飲んだような、とてつもない冷たさが居座っている。
それでも、涙ぐんでさえ見える、懇願するほどの彼の言葉を、今、信じることしかできない。拒むことなんて、私にはもう、できないのだ。
私が頷くと、彼が沸るような口づけをくれる。私の唇を舐めつくし、舌を激しく蠢かし、私の唾液を吸い取りながら、彼の唾液を私に注ぎ込む。右手は私の胸を揉みしだき、左手が容赦なく膣内に指を這わせる。
私は突然襲ってくる激情に身を悶えるしかない。
んぐっ、んんっ・・・
彼の激しい口淫に、声をくぐもらせ、腰を蠢かせる私が、バスルームの鏡に写っている・・・なんて、いやらしく、なんて甘美なんだろう・・・。
彼の左手は、中指を私の膣穴に激しく当てながら、とても器用に、親指でクリトリスを弾き始めた。
あぐぅっ、。んんっ、んぐっ、んくっ・・・
私は高まる気持ちよさに、腰を激しくくねらせ、彼が乳首を弾く胸を突き出す。
その高まりを見据えたように、彼は口も、舌も、指も、全ての動きを加速させ、私を一気に責め立てた。
そして、一番高まった瞬間を見計らって、口淫を解き放ち、私の嬌声をバスルームに響き渡らせた。
いやぁん、あん!あん、っ、いっちゃうっ!!!
私は体を大きく痙攣させ、ぐったりとバスルームにしゃがみ込んでしまった。