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ご清楚ですが何か
第20章 慎吾と幸子の長い夜
「あははははは。」

「ふふふふふふ。」

慎吾とドライブデートをする
デートといっても幸子の運転の練習に付き合ってもらうのだが

初めてセックスしてから二週間経っていたが二人ともいつも通り過ごしていた

恥じらうこと無く
連絡とる頻度が増えるでもなく
思い出して一人エッチに耽ることはあっても
関係性をはっきりさせたくて相手を縛るようなことはしなかった


昨日慎吾から車の調子はどうとか事務的な連絡が来て
松下と練習する以外は全然乗ってないと言ったら
乗らないと車が駄目になるとかなんとか言って
今日横に乗ってもらうことになったのだ

久しぶりに会った慎吾は無精髭が少し生えていて
肌寒くなったからかカーディガン着ている
素敵だなと見とれてしまう

「幸子ちゃん、赤だよ!」

「あ、危ない。」

急ブレーキをかける
どんなに意中の人が隣に居ても前は見とかなくちゃね

「どっか停めようか?」

ドライブスルーに行く
二人で居るところを誰かに見られたくなかった
知り合いに会って不倫を疑われるのが面倒だからもあるが
一番は慎吾と二人っきりで居たかった
もう周りは背景でしかない
世界に二人しか居なければいいのにとさえ思う

奇しくも松下と来たバーガーショップだった

「カフェラテ1つと、シンちゃん、コーヒーでいい?」

「うん、俺出すよ。」

慎吾に奢ってもらって
女扱いされた感が増す

「上手だね、運転。」

「同僚の鬼教官にしごかれたの。」

松下の教え方と比べて
慎吾は良いところを誉めてくれる
さすがディーラー勤めだ

「シンちゃんさ、私と居て不便じゃない?婚約者居るのに、私と二人で車乗ってて。」

私たちが一緒に居ると歳が近いから
どうしても関係性はカップルに見られかねない
慎吾は迷惑じゃないのだろうか

「彼女は遠距離だし、、。俺は特に気にしてないけど。幸子ちゃんは大丈夫?」

「少し気にするかな。会社の人に会ったらとか。」

「でもやましいことをしてるわけじゃないし。あくまでも幸子ちゃんに運転上手くなって欲しいし。なんてったって俺が売った車だからね。」


行き先を決めていなかったので無計画に割と遠くに来たような気がした

「ちなみに俺んちこの辺なんだ。」

「そう。」

家に呼ばれるのかな
やましいことをしない自信がなかった
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