この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ご清楚ですが何か
第21章 叔父さんとおじさん
朝帰りなんて久しぶりだった

「ただいま~。」

静かにドアを開ける
槻はまだ寝てるようだ

昨日のピザが冷蔵庫に残っていたのでチンして食べる

「うまっ。」

今度慎吾とも食べよ
あ、でもあたしたち恋人同士じゃないから
今度が訪れるかどうか分からないのか

槻が起きてくる

「おはよう、おかえり~。」

体調が悪そうだ

「さっちゃん。」

槻に腕を掴まれる

「どした?」

まさか朝帰りを責められるのかしら
どきどきしていると
槻が思いもよらない発言をする

「妊娠したかも。」

「え、嘘でしょ?」

「来ないの。」

幸子にも短大時代に同じような経験がある
しかし槻はまだ高校生だ

「なんかムカムカする。今日学校休んでもいい?」

学校に連絡を入れて槻を休ませる

こんな時親だったらどんな反応をするんだろう
そしてあたしは親じゃないけどどうしたらいいんだろう

「ただ遅れてるだけって事もあるから、今晩一緒に検査薬してみよ?」

親友だったらこうするだろうなと思った
あたしは親友で居ればいいのだ
これまでもこれからも

「彼には言った?」

「うん。彼も心配してる。」

「そっか。どうしても気分悪かったら電話してね。携帯でも会社でもいいから。」

「あの、、パパには言わないで、、、ママにも。。」

声が弱々しい
幸子は理解者でありたいと思う

「分かった。じゃあ行ってくるね。」

槻が寂しそうにしている

「それと、、あたしの朝帰りのことは、、、。」

「うふふふふふ。言わなくても分かってる。」

やっと笑う


/151ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ