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ご清楚ですが何か
第22章 再会のコスモス畑
「そんなに安くでいいの?」

「親友の所だからさ。サービスでマツエクもしてくれるって。」

槻が隣町までコスモス見に行こうというので車を出す
そして何故か慎吾も一緒に行くことになった

慎吾とはドラッグストアで会って以来一ヶ月ぶりだった
お互い不必要な連絡はしないというのが暗黙のルールになっていた

「叔父さんも一緒行こうよ。」

槻が助手席の慎吾に後ろから話しかける

「どこに?」

「脱毛。」

「そんな濃い俺?あ、幸子ちゃんそこ右ね。」

ナビをしながら槻と話している



3人でコスモス畑を歩いて写真を撮る
辺り一面に咲いているコスモスは綺麗だった

慎吾は不必要に話し掛けてこないし
幸子も自分からは話さなかった
二人とも槻としか話さない

「喧嘩した二人?」

槻が幸子と慎吾を収めて勝手に写真を撮る

「あ、撮ったでしょ今。」

「だって二人ともずっとあたしとしか喋ってないし。」

ずんずん歩いていた槻が槻が急に立ち止まる

「どした?」

目の前に二十歳くらいの男の子が立っていた

「ケヤちゃん、久しぶり。」

槻が後ずさる

「知り合い?」

男の子は槻の前まで来た

「元気?メールしても返ってこないから。」

槻は黙って男の子を見つめていた
幸子は気を効かす

「シンちゃん、向こう行ってよ?」


慎吾を促して遠くから見守る

「彼氏かな、、。」

慎吾とベンチに座る
屋根が付いていて影になっていた

「別れたらしいけど、、。」 

「そうなんだ。」

慎吾の足元を見る
久々会えて嬉しいとか本当は込み上げてくるのに
言えない

「シンちゃんは元気だった?」

「うん。俺は相変わらず。」

会話が途切れる
二人とも話したいことはあるのに話せないでいた

「今日ね、シンちゃんにもらった髪飾り付けてきたの。」

「似合ってるよ。」

慎吾に髪を触られる
一瞬電気が走ったような気がして後ずさる

「どした?」

「ううん、別に。」

また会話が途切れる
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