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ご清楚ですが何か
第23章 人妻はつらいよ
お洒落なパスタ屋だった

「あんなにへこんでたのにね。」

「うちの整備士は優秀だからね。」

「随分お安くしていただいて。」

「恐縮です。」

決してラブっぽい話はしない
なにせ昼間なのだ
周りは学生やOLがランチを賑やかにしている

幸子は周りを見渡す
私たちは、どう言う関係に見えるのだろう
実はカップルじゃなくて仕事関係でもなくて
ディーラーの店員とお客ではあるけど
それ以上の関係で


店員がパンがたくさん入ったカゴを持ってくる
食べたいパンを選ぶ形式だ

「これとこれとこれ!」

「えー食べるね〜。」

慎吾と外で食事できることにるんるんしていた

「誘ってくれて嬉しい。」

慎吾が決心したように水を飲む

「どしたの?高級車勧められても買えないよ〜。」

「俺もボーナス出たから新しい車買う予定だったんだけど。、」

「そっか。結婚資金貯めないとだよねえ。」

負け惜しみじゃない
自然と流れ出た言葉だった
今がどんなに楽しくても嬉しくても
慎吾は結婚する

「幸子ちゃん。俺、あの時抜くの遅れたかもしれない。その、、ちょっと中で出てしまった可能性があって。もしってときは、、、その、、、。」

慎吾が懸命に言葉を選んでいるのがわかる

「、、、一緒に暮らそう?」


これまでの結婚生活で避妊しなかったことは何度かあった
それでも幸子には子供ができなかった
自分が原因なのかわからない
それでも良いと思ったいた
流れに身を任せるだけだ

「気持ちだけで嬉しいよ。シンちゃん。ありがとう。妊娠はしてないから、安心して車買っちゃって。」

「幸子ちゃん。。。。」



慎吾はそれ以上その話題は出さなかった

繋ぎ止めておきたいから会いたいから嘘ついて月のものが来ないとか言って
その度に心配させて食事に誘うなんて
そんな姑息な手は使わない

流れに逆らわない
割り切ってこ
あたしはただのお客さまなのだから
この立場を全力で守る
慎吾への想いを秘めて生きてく
たとえ死にそうなほど良いセックスがあったとしても
全てを失うなら
これ以上は望まない

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