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ご清楚ですが何か
第26章 入れ替わるンです
「あれ、槻ちゃん何で居るの?幸子ちゃんは?」

起きてきた慎吾が私を見るなり槻と呼ぶ
どうやら入れ替わったらしい

携帯を見ると槻から15件着信が入っていた

「さっちゃん、、。」

「槻ちゃん、、。」

電話で聞く自分の声は気持ちが悪い

「あたしたち、入れ替わった?」



二人で話し合う
槻は夏休みで学校はないがバイトがある
幸子はもちろん仕事がある
事情を話したくとも誰も分かってくれなさそうだ

電話を切ってとりあえず慎吾に話す

「信じてもらえないかもだけど、うちら入れ替わってる。」

「へ?」

槻の顔と声で説明しても慎吾はちんぷんかんぷんだった

幸子はパニックになる
とりあえず松下に電話をする

「まっつん、あたし!」

「あたし?」

さすがに槻の声じゃ分からなさそうだ

「、、、もしかして吉村?声変じゃね?」


訳もわからず松下を呼びつけて事情を説明する
松下はしばらく腕を組んで考えていたが
意外とすんなり納得したようだ

「ウケるな。」

「ウケないし。」

「俺が好きな食べ物は?行きつけの居酒屋は?二人で初めて行ったホテルの名前は?」

幸子しか答えられないことを聞かれる
慎吾の前でははばかられたが、
分かって貰うためならと全部答えた

「お前だな。」

「そう、あたし!まっつんどーしよー。」

「とりあえず在宅勤務にすっから。」

「うん。」

「だけど、どうしてこうなった?何か心当たりは?」

ミエさんをなくして落ち込んでいる松下に
首を絞められて呪われているなんて言えなかった
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