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ご清楚ですが何か
第11章 ぶつからない愛
「その写メちょうだい。」

「えー、どーしよっかなー。」

槻が勿体ぶる

「やっぱり気になってるんだ?」

「そうよ悪い?」

幸子は開き直る

「あげてもいいけど、条件あるよ。」

「何?」

「コンドーム開封したか聞き出して。」

「えー無理よ。」


家に着く
慎吾は三原の部屋にでくつろいでいた

「ただいま。」

「おかえりなさい。」

「さっきはありがとね。」

「何が。」

「見て見ぬふりしてくれた。」

「何も見てないよ。」

横顔が三原と重なり遠くに居る夫を思い出して切なくなる

「三原さんに会いたい。。」

幸子はそう言い残してふらつく

「幸子ちゃん?」

「ちょっと疲れたみたい。」

壁にもたれ掛かる

「早く寝るわ。」

部屋を出ていこうとするが足元がおぼつかない

慌てて慎吾が背中を支える

「大丈夫?」


目覚めると自分のベッドにいた
気を失ったようだ

「幸子ちゃん?」

目の前が霞んで良く見えない
三原さんもう帰ってきたの?
あたしはここよ

あたしは仕事を選んだわ
でも今は後悔してる
あなたが居ないとあたし何も出来ない

「三原さん。」

自分の声じゃないみたい
夢かな
そうか夢を見ているのね

「好き。」

「幸子ちゃん?」

え、どうしてちゃん付け?
よそよそしくしないで


ドスン

ベッドから落ちて目が覚める

そばには慎吾の姿がある 

「慎吾くん?あれ、あたし、寝てた?」

「気づいた?」

慎吾は落ち着かない様子で頭をポリポリ掻く

「あたし、なんか夢見てたみたいで。ずっと居てくれたの?」

「急に倒れるから焦ったよ。」

「疲れてたわ。三原さんが夢に出てきたの。」

慎吾がベッドに腰掛ける

「としたの?」

何か言いたげだ

「いや、、、」

「兄ちゃんの所に行ったら?」

「仕事があるから、、」

「今の幸子ちゃんは、危うい。」

片足を立てていて
半ズボンから足が見える

こんな時にベッドに二人きりなんて、、
しかし今どうこうする体力もない

「自分でも分かってる、けどどうしようもないの。」

泣き崩れて慎吾の胸になだれる
慎吾が片手で腕を回す

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