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ご清楚ですが何か
第11章 ぶつからない愛
朝日が差し込んでも幸子はまだベッドでごろごろしていた

昨日は三原さんが夢に出てきて幸せだったなぁ
そういえば慎吾くんも夢に出てきた?
記憶が曖昧で良く思い出せない

あたし慎吾くんとベッドにいたような
でも、、
パジャマを着ているか確かめる

特に脱いだ形跡はない
良かった
あたし、保てたわ
これで三原さんに顔向けできるわ

リビングに向かうと賑やかな話し声が聞こえてくる

「えー、絶対怪しい。」

槻の声だ

「気分悪そうだったから看てただけだよ。」

「びっくりしたもん。あたしが来なかったらどうなってたか。」

「大人は色々あるの。」

なんだか気まずいが努めて明るく声をかける

「おはよう。」

「あー渦中の人だわ。」

槻が弁当を作りながらにやけている

「朝から楽しそうね。」

「調子はどう?」

慎吾が淹れたてのコーヒーを渡してくる

「まだ頭痛がするの。槻ちゃん頭痛薬ある?」

「俺持ってるよ。」

慎吾がスーツケースから出してくれる

「ありがと。」

ふらふらと食卓につく

「送ろうか?」

「あー助かる」


慎吾の車のなかで幸子は昨日のことを確かめる

「あたしさ、昨日の記憶があまりなくてさ。」

「昨日?」

「うん。槻ちゃんが怪しんでたけど、ひょっとして何かやらかした?」

「気にすることないよ。」

そう言われると気になる

信号が赤になると慎吾があくびをしながら話す

「俺のこと兄ちゃんと勘違いしてさ、。」

慎吾がその場で抱き締めるポーズをする

「え、」

慎吾は前を向いたままで
表情が読み取れない

「ごめんなさい。」

「いいよ。」

いいよって、、
抱きついたことに対して?
それとも勘違いしたことに対して?

気まずくなる
聞かなきゃ良かったかな
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