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ご清楚ですが何か
第17章 彼と眠る
「倒れて死にそう。」

松下が横で果てている
さっきまで入っていた物はゴムと共に縮んでいた
幸子はゴムを取ってあげる

「いっぱい出たね。」

「俺の愛しい精子がぁ~。」

「タバコ持ってこようか。」

「いや、いい。」

どうやらベッドでは吸わないようだ

「分かった。ミエさんが嫌がるのね。」

「うん。」

幸子も足が筋肉痛だ 

「明日歩けないかも。」

「送っていくよ。」

「一緒に出勤したら駄目よ。」

一物を撫でる

「これ好き。」

松下は眠そうだ

「アイツとはどうなんだ?」

「誰?」

「アイツだよ。嵐の夜に来た。」

「ああ、アイツね。何もないわよ。」

「あのまま泊まったの?」

「うん。やむを得ないわ。」

「泊まって何もしなかったの?」

「そう。」

「言ってやりゃよかったのに、この腰抜けがって。」

「確かに腰抜けかもね~。シンちゃんは真面目。」

もう慎吾なんて眼中にない

「おやすみまさき。」

松下の肩に頭を乗せる

「風邪引くぞ。」

二人とも下着だけ付けていた
松下が掛け布団をかけてくれる

「おやすみマー君。」

「なんだその呼び名は。はー明日朝から会議だわ~。」

「あたしは取材だわ~。」

仕事のことを話しながら眠りにつくのであった
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