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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第13章 赤い紐


 ベッドシーツも、間接照明も赤く、それがクリーム色の壁に映って、部屋全体が赤く浮かんでいるようだ。



 大きなベッドの脇に、大きな背もたれと肘掛けのついた木の椅子がある。
 その椅子は、座る部分の真ん中には座面がないものだった。



この椅子に、彼女を縛り付けてやる・・・。



 僕は、すぐに彼女に言う。興奮と緊張で声は掠れていた。



座って。


 彼女は何も言わず、不安そうに僕を見つめたまま、椅子の横にバッグを置き、座った。



 僕は、彼女のバッグをとり、自分が肩にかけていたトートバッグと一緒にベッドの上に乱暴においた。
 そして、椅子に座った彼女の正面に立つ。



 不安そうに僕を見上げる彼女。
 でも、白のブラウスが彼女の顔に映えて、そのマスカラや口紅に彩られた顔を、より綺麗に見せている。


 フレアスカートから出るのは、むちむちの生足・・・。足の爪には赤いペディキュアが塗られていて、彼女の隠れたエロスを見せるようだ。


 そして、何より、このブラウス・・・。      
 そのブラウスは、ボタンの位置はジッパーになっている。
 そのジッパーが、胸元まで下げられており、座った彼女を見下ろすと、黒いキャミソールの中でむちむちと盛り上がる谷間がしっかりと見えていた。



 こんな女が、ジッパーのブラウスなんて着ていたら・・・周りの男たちはこれを下げおろすことしか考えないに決まってるじゃないか・・・。



 僕の中で彼女を苛む気持ちがムクムクと込み上げてきた。


 妄想の中の男たちのように、僕は彼女に近づくと、ブラウスのジッパーに手をかけた。



 それをゆっくり下ろしながら言う。



こんな、いやらしい服を着て・・・。



 ジッパーが半分くらいまで下がると、下着が透けないようにきているキャミソールの中で、乳房が迫り出しているのがはっきりと見えている。



 これを縛り上げたら、このむちむちのおっぱいがどこまでぱんぱんに腫れ上がるのか・・・。



 僕は、とうとう、ベッドに置いたトートバッグを広げ、中から黒い袋を出し、それを開け、赤い細い紐を出した。



 そして、彼女に向かって言う。



今から、お仕置きだ。



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