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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第18章 僕の形
着替えて、メイクやヘアも整えた彼女はとても素敵だった。
黒のワンピース。
スカートはフレアで長め。
Vネックの首元は大きめに開いて、彼女のたわわな胸をより魅力的に見せる。
黒の高めのヒールを履いて。
お腹すいたね。何を食べようか。
チェックインして、ひとまず部屋に入るために、エレベータに乗りながら彼女に聞く。
彼女は、エレベーターで二人きりになった途端、僕に身体を寄せてきて、僕を見上げながら答える。
どこか、いきますか?
僕は、彼女に身を寄せられて、そのバニラの香りを嗅ぐと、また、彼女と離れがたい気持ちになる。
さっきまでも、あんなに、幾度も抱き合い、僕は幾度も精も放ったというのに・・・まだ、僕の下半身は彼女の身体をそばに感じ、その腰を抱くだけで、反応し始める。
こんな歳にもなって、こんなふうになるなんて、自分でも思わなかった。僕は心の中で呟く。
彼女の身体は、まるで、僕にとって媚薬だな・・・。