この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ムッツリ最高〜隆の想い〜
第18章 僕の形
なにがいい?
また、彼女が僕に言った時、エレベーターが僕たちの部屋の階についた。
僕は彼女の腰に手を巻き付け、彼女もそんな僕に寄り添って歩く。
僕は、彼女の身体を離しがたく、彼女の耳元に言う。
ねぇ、部屋に、ルームサービスでもいい?
彼女は僕を見上げて、微笑んで答える。
もちろん。
せっかくオシャレしてくれたのに、本当にいいの?
二人きりなのも、嬉しい・・・。
僕たちは部屋に入ってすぐにまた、口づけを交わす。
キスだけでも身体を淫靡にくねらせてくれる彼女を見て、嬉しくなる。
彼女も、あんなに僕に抱かれ、あんなに何度もイキ果てたのに、僕と同じように離れがたく思ってくれているのか・・・。
僕たちは身体を寄せあったまま、はしゃぐようにルームサービスのメニューを選び、ビールを飲んだ。
ルームサービスが来るまで、ソファに座って、僕の肩に頭を乗せたまま、ゆっくりとビールを飲んでいる彼女に僕は尋ねた。
ねえ、このあいだ、縛られたの、嫌だった?
彼女は、ゆっくりと、答える、
最初は、びっくりしたけど・・・嫌じゃなかった・・・。なんだか、すごく・・・興奮しました。
そして、照れくさそうに、僕の顔を見上げる。そんな彼女に、聞く。
じゃあ、また、してもいい?
彼女は、ビールを、こくんと、一口飲んで、呟くように答える。
また、してほしいな・・・