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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第4章 バーのカウンターの下で
でも・・・彼女も、普段からあんなに妄想しているムッツリな女なのだ。こうして、可愛らしく普通に話しながら、でも、時々僕を見上げる目や、一瞬の沈黙に、彼女も妄想を止められないのだと、確信していた。
そして、バーテンが、カウンターの反対側でカクテルを作り始めた時、僕は彼女に囁く。
ぼくたちは、最高のむっつりだよね?
彼女はじっと僕の目を見て・・・そして、こくん、と頷く。
僕は彼女の顔から目が離せない。彼女の耳元に口を寄せ、僕は声が掠れそうになりながら聞く。
じゃあ、ここなら、どんな妄想、してしまうのかな?
彼女は、少し目を伏せて、しばらく考えるようにしていたけれど、僕の方に体を寄せ、囁き返してくれた。
カウンターの下で、いじってもらいたい・・・。
彼女は僕の目を見ながら、体を戻す。バニラの香りが僕をくらくらさせ、彼女の答えに身体の芯が熱くなる。
じゃあ、トイレで、パンティとストッキングを脱いできなさい。
平静を保とうと、意識しすぎて、いつもよりも冷たい声で彼女に告げると、彼女は一瞬はためらったものの、すぐに頷くと、むちむちのお尻をスツールから捩るようにして降りると、トイレに向かった。
僕はそのむちむちしたお尻がぷりぷりと動きながらトイレに入っていくのに見惚れ、彼女がトイレのドアを閉めたとき、大きく息をついていた。
はあっ・・・。
そして、大目にバーボンを口に含み、自分の顔を擦った。
まいった・・・。完璧すぎる。