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第20章 朝の電話

そうだよ、一人で、まだベッドの上だよ



すこし、お話ししませんか?


　生真面目なメッセージ。でも、ムッツリな僕たちだから・・・僕は、彼女に尋ねる。


鈴音は、今、どんな格好なの？



私は、ワンピースのパジャマです。



　以前、ツルツルの恥丘を見せるために送ってもらった写真を思い出す。



パイル生地の?



今日は、コットンです。前ボタンだけど・・・。



　今すぐに彼女のそばに行って、そのボタンを外したい・・・。僕は焦がれるように思いながら、なおも聞き連ねる。



下着は?


ブラは、きついから、いつも家に帰ったら、すぐに外してるので・・・。


パンティも、履いてないんじゃない?


はい。家では、履かないです。



どうして？すぐに弄れるように？



　履かない方が楽だからです。



でも、すぐに弄れるね。



　僕がからかうように送ったメッセージに、彼女はまた、素直に答える。

　あなたとやり取りするときは、すぐにいじっちゃうけど・・・。